<口蹄疫>周辺4県影響 競りや催し中止続々 九州(毎日新聞)

 宮崎県の畜産農家で口蹄疫(こうていえき)に感染したり、感染の疑いがある牛が相次いで見つかった影響で、九州では牛の競りやイベントの中止が相次いでいる。

 宮崎県では感染の可能性がある牛が見つかった川南町で、山海の幸をトラックに載せて販売する25日の「トロントロン軽トラ市」(町商工会主催)が中止に。JA宮崎経済連が宮崎市・シーガイアで24、25日に開催予定だった「食と農の祭典2010」も防疫措置で職員が出払っているため取りやめになった。経済連の担当者は「こういう時だからこそ開催したかったが、残念」と話した。

 鹿児島県では21〜25日の成牛市場などでの競りが取りやめになったほか、鹿児島市が5月9日に予定していた「市農林水産春まつり」の中止を決定。宮崎県境にある志布志市で28、29両日開催予定の「お釈迦(しゃか)まつり」も実行委が感染防止を理由に中止した。

 このほか大分、熊本、佐賀でも24〜28日に予定されていた肉牛などの競りが中止になった。

 口蹄疫に詳しい宮崎大学農学部の後藤義孝教授(家畜微生物学)は「感染ルートや範囲が判明していない状況で、宮崎の近隣県が敏感になるのはやむを得ず、一概に過剰反応とは言えない。感染例が出れば畜産農家にとっては大打撃なので、特に畜産関連のイベントは当面見送った方が良いのではないか」と話している。

【関連ニュース】
口蹄疫:感染疑いの牛、新たに2頭発見 計14頭に 宮崎
口蹄疫:宮崎の牛、疑い新たに3頭 計12頭に
口蹄疫:宮崎で牛3頭感染の疑い 牛・豚の移動自粛要請
口蹄疫:疑いの強い牛や水牛見つかる 5、6例目…宮崎
口蹄疫:さらに6頭に感染の疑い 宮崎

カラスの巣が原因で停電、藤沢で2200世帯(産経新聞)
<愛知5人殺傷>長男、対人関係苦手なまま大人に(毎日新聞)
鳩山首相元秘書に有罪=禁固2年、猶予3年−偽装献金事件・東京地裁(時事通信)
徳之島3町長と電話会談=普天間問題で−滝野副長官(時事通信)
地域政党 「橋下新党」が発足…大阪府議ら30人参加(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。