有識者委員ら文書欠落を批判 日米密約で参考人質疑(産経新聞)

 衆院外務委員会(鈴木宗男委員長)は2日午前、核持ち込みなどの日米密約に関し、外務省有識者委員会の坂元一哉大阪大教授や春名幹男名古屋大特任教授らを招き、参考人質疑を行った。坂元、春名両氏は密約に関する外交文書の不自然な欠落を指摘し、外務省側に事実関係の解明を求めた。

 坂元氏は調査にあたった外交文書について、文書の途中が抜き取られていたり、実物がないのにコピーのみが残っている点などを指摘。春名氏は「意図的な廃棄があったとすればその動機が問われなければならない」と述べた。

 参考人には両氏のほか、我部政明琉球大教授、日米史研究家の新原昭治氏が出席。我部氏は有識者委が密約と認定しなかった沖縄への核再持ち込み秘密合意に関し「在日米軍基地の使用について本土に比べ沖縄でより一層のフリーハンドを与えたもので、密約中の密約だ」と主張した。

 一方、新原氏は、米公文書などを元に日米安保改定前に米側から核搭載艦船の寄港を事前協議の対象外とする説明が日本側にあったと指摘。米側が説明した形跡がないとした有識者委報告書を「大きな瑕疵(かし)がある」と批判した。

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